こんにちは。国際中医薬膳師の長岡桃白です。

風邪のひきはじめに、その兆しをうまくキャッチできれば、あんがい、食材だけでなんとかなるものです。

先日は、わりとおうちにありそうな食材でつくれる「生姜黒糖葛湯」をご紹介しましたが、今日は、もしかしたらご家庭にはあんまりないかもしれない食材をつかった「風邪撃退スープ」をご紹介します。


「生姜葱白豆豉湯」

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名前は、素材をならべて「湯」をつけてみただけです。

材料は
  • 生姜:10g(すりおろす)
  • 白葱:5cm(みじん切り)
  • 豆豉:2g(きざむ)
  • 葛粉:4g
  • みりん:少々
  • だし汁:200ml

つくりかたは、

  1. だし汁をあたためて、みりんと豆豉を加えてさっと沸騰させる
  2. 少量の水で溶いておいた葛粉を入れる
  3. きざんだ葱と生姜を加えて、熱々のうちにいただく
どうせならおいしいほうがよいので、かつをのだしを使いましたが、白湯でもいいですよ。

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このスープのポイントは、「葱」+「豆豉(とうち)」。

豆豉は中華料理に使われる食材で、蒸した大豆を発酵させたものです。

この豆豉の塩分のないものは、生薬として使われるんですよ。

それから白い葱。

白い葱も「葱白(そうはく)」という生薬で、寒さを追い出して陽気(エネルギー)を通し、体表を開いて発汗を促します。

で、この「葱」と「豆豉」を組み合わせたものが「葱豉湯(そうしとう)」という薬で、まさに風邪の初期に飲むのです。

生姜については「生姜黒糖葛湯」でご説明しましたが、葱も生姜もなるべく火を通さない生の状態で召し上がってくださいね。

ほんとうは、もっともりもり葱を入れたほうがよいので、葱がお嫌いでなければ葱もりもりで。

ぞくっときたら。

このスープを、汗がじんわり出るまで、たくさん飲む。

そうすれば、風邪を追い出すことができます、たぶん。

汗がじんわり出たら飲むのをやめてくださいね。

豆豉は、オーガニック食品ブランド・アリサンの台湾製がおすすめですよ。