こんにちは。国際中医薬膳師の長岡桃白です。

先日、冷えるタイプの風邪によさそうな、イトク食品株式会社の「六漢生姜湯」をご紹介しましたけれども、風邪のひきはじめによいサムシングは、自分でも簡単につくれるんですよ。

その名も「生姜黒糖葛湯」。

IMG_4787
 
用意する材料は5つ。
  • 生姜(生):10g
  • 黒糖:2g
  • 葛粉:4g
  • シナモン:適量
  • お湯:150cc
つくりかたも、とても簡単。
  1. 葛粉は少量の水で溶いておく
  2.  生姜をすりおろしておく
  3. 小鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら葛粉と黒糖を入れて混ぜ溶かす
  4. 生姜のしぼり汁とシナモンを加え、熱々のうちに飲む

鍋を使うのが面倒でしたら、カップのなかで混ぜてもよいです。

このドリンクのポイントは、「生の生姜」。

といいますのも、風邪の初期にたいせつなのは、体表を開いて汗とともに風邪を追い出すことなんです。

生の生姜は、体内の熱を体表近くまで素早く運び、発汗させる!のでございます。

ですから、生姜のしぼり汁は、最後に加えてくださいね。煮込んではなりません。 

あと、葛粉も体表に向けて発散させる力がありますし、シナモンも体表を開いて発汗を促す働きがあります。そして、からだのすみずみまで、熱を通す力もあります。  

なのですが。

これらの食材、とくに生姜はあまりにも動きが早すぎて、あっという間に体表まで届いて効果が散ってしまうんですね。 

そこで、黒糖の出番ですよ。

黒糖は、白いお砂糖に比べてからだを温めますし、なによりも、その甘みで生姜の素早い動きに少しブレーキをかけるのです。熱をとどめて、汗をじんわりと出す。

IMG_4788
 
とにかく「じんわり汗をかいて体表から風邪を追い出す」ことが肝要です。

ですから、ゾクッとしたら、熱々の「生姜黒糖葛湯」を飲んで布団にくるまって、じんわりと汗をかいてくださいね。

汗は、だらだらかいてはだめですよ。気力が損なわれてしまいますからね。

「じんわり」かくのですよ。