こんにちは。国際中医薬膳師の長岡桃白です。

ここのところ、なんとなく肺やのどが乾燥するのを感じます、感じませんか。

先日、秋のはじまりの潤いには「梨」が好適ですよとお伝えしましたが、秋もだんだん深まってまいりますので、本日はさらにスーパー潤う食材「白木耳(しろきくらげ)」をご紹介します。

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白木耳のなにがスーパーかと申しますと。

かの西太后も美容のために白木耳を好んで食べていたほど、白木耳は、肺を潤わせる力=肌を潤わせる力がとても強いのです。

しかし、それだけではないのです驚くなよ。

  • 老化防止
  • 造血作用
  • 血糖値降下作用
  • リンパ細胞(T細胞)を増殖させ免疫力を向上
  • 胃粘膜を保護して潰瘍を回復させる
  • 骨粗鬆症の防止
  • 便秘の改善
など。

もう、今すぐ白木耳を食べたくなりますでしょ、なりませんか?

ほんとにこれは湿度の高い梅雨から夏場以外、少しずつ常食したほうがいいレベル。

ということで、今日はちょっと寒いので、梨と白木耳を煮てみましたよ。

火を通せば、梨でからだを冷やすこともありませんからね。

このくらいの白木耳を水で30分くらい戻します。

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とこうなる。

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水を捨てて汚れとゴミをきれいに落として、黄色いところや硬いところをハサミで切ってくださいね。
おいしくないですからね。

白木耳は一度、軽く茹でてお湯を捨ててください。少々、乾物くさいですから。

で、こんなことはまったく必要ないのですが、今日はなんとなく、器にするために梨をわざわざくり抜いてみました。

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くり抜いた梨の果実と茹でこぼした白木耳を鍋に入れて、水を1カップ程度加えて煮ます。

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沸騰したら弱火にして蓋をして1時間くらい。

すると、こうなります。

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梨の甘みだけでもなかなかおいしいですが、物足りない場合は、はちみつを少し。

梨も白木耳も味がぼんやりしているので、レモンをしぼるとさわやかです。

あ、はちみつとレモンは、「甘味」と「酸味」で潤いを生む組み合わせなんですよ。

この作用を中医学では「酸甘化陰」といいます。

肺の働きを活発にさせるために、生姜の絞り汁を加えるのもいいですね。

しょうがの「辛味」は、肌からの発散を促すことで肺の働きを助けますからね。

今回使った白木耳は、台湾のオーガニックショップで購入したもので、パッケージに

  • 無人工色素
  • 無人工香料
  • 無農薬残留
  • 無添加防腐剤
  • 無添加二気化硫

とわざわざ書いてあるのですが、逆に言うとこれらの添加物を加えたものも多く流通しているということです。

あまりに白いものや安いものには注意しましょうね。

アマゾンだと、こちらのものが安全そうでした。


白木耳は多めに茹でておいて、冷蔵庫で数日、保存できます。
サラダにしたりスープに入れたり、日々のお料理に使うほうが手軽かもしれません。