gojiberry

ここ数年、健康や美容に良い「スーパーフード」が注目を集めています。

スーパーフードとは、日本スーパーフード協会のサイトによると
・栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。
 あるいはある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
・一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、
 料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
と説明があります。

具体的には、スピルリナ、アサイー、カカオ、ココナッツ、ビーポーレン、ブロッコリースーパースプラウト、チアシード、アロエベラ、クコの実(ゴジベリー)、麻の実(ヘンプ)などが挙げられています。

このなかから、中医学的視点で「クコの実」の効能を取り上げてみたいと思います。

2000年前から認められていた「枸杞子」の効能


クコの実は、「枸杞子(くこし)」という生薬です。

2000年ほど前にまとめられたとされる中国最古の薬学書『神農本草経』に、「無毒で長期服用が可能な養命薬」として取り上げられています。

中医学的効能としては「滋補肝腎、明目、潤肺」。

老化と関係の深い「肝」と「腎」を補い、視力を改善し、肺を潤します。

女性は35歳を過ぎたあたりから、からだのなかの「陰」、おおざっぱに言うと潤いが減りはじめます。

そうすると肌や髪などの見た目の潤いはもちろん、からだの内部でも「陰」の不足による、ほてりやめまい、目のかすみ、不眠などのさまざまな不調があらわれます。

枸杞子は、とくに「肝」と「腎」の陰の不足を補うことで陰陽のアンバランスを整え、ゆるやかなエイジングに導きます。

また枸杞子は「肺」の潤いも補います。
中医学では肺は肌と関係が深い、つまり、肺の状態はお肌にあらわれると考えます。
肝腎が養われ肺が潤えば、肌も美しく潤う── これは栄養学的にみると、枸杞子に豊富に含まれるカロチンやビタミンB1やB2がお肌を潤し、ターンオーバーを正常化してしわや色素沈着を改善するとも解釈できます。

現代の研究では、下記のような効果が確認されています。

■ コレステロール値、中性脂肪値を低下させる
 肝細胞の再生を促し、動脈硬化を予防します。
■ 血糖値、血圧を下げる
■ 抗酸化作用、抗老化作用、抗がん作用
 クコ多糖(LBP)は脂質の過酸化の抑制、肝臓の酵素の活性化、がん細胞の増殖を抑制します。また、LBPを投与するとマウスの平均寿命が延びることが確認されました。



甘くて食べやすいドライフルーツなので、毎日10〜20g程度をよく噛んで食べることをおすすめします。

実がふっくらとして赤いものが良品とされます。黒ずんだものは避けてください。